アートマーケッツとは
事業のあらまし
都立井の頭恩賜公園が開園100周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として2006年に生まれたのが、手づくりアート作品&パフォーマンスの出展を全国初の年間登録制で認める『井の頭公園アートマーケッツ』です。本事業は「公園を核とした賑わい創出」を目的に、「手づくり文化の発信」「公園利用のマナーアップ」など公園管理の適正化と活性化を図るものでした。
平成30年に事業は終了を予定していましたが、存続を希望する声が地元や登録者からあがり、武蔵野市、三鷹市などの協力を得て東京都西部公園緑地事務所が事務局となり「井の頭公園アートマーケッツ運営委員会」を設立。2019年9月から新たなアートマーケッツをスタートしました。
1. 井の頭公園アートマーケッツの理念と成果
2. 井の頭公園アートマーケッツ運営委員会
- 井の頭公園アートマーケッツ運営委員会規約(PDF 251KB)
3. アートキャストの募集について
井の頭公園アートマーケッツは、「公園を核とした賑わい創出」を目的とした事業です。登録をするアートキャストには、公園を愛し、アート表現を通じて公園の魅力向上に貢献することが求められます。アートキャスト登録は、公園内で営業できる権利を付与するものではありません。
本事業は、手作り作品を展示販売する「アート部門」と、大道芸やパントマイム、楽器演奏などのオリジナルパフォーマンスをする「パフォーマンス部門」の2部門からなります。
アートキャストの登録者数は部門別に上限を定めており、定員に達していない場合は公募を行います。
登録方式は年間登録制で、例年12月~1月頃に翌年度分の新規登録者の募集を行います。申込書類は配布期間中に公式サイトからダウンロードまたは東京都西部公園緑地事務所管理課窓口にて配布します。記入した申込書類は申込受付期間中にご本人に直接事務局へご持参いただき当日書類の内容について詳しく伺います。(過去の募集案内はコチラから)
申込書をもとに、アートマーケッツ運営委員会で審査(応募者多数の場合は抽選)し、登録候補者となります。登録候補者は登録料(令和5年度実績1万2千円)を収めると登録者となり、定められた開催日に出展できるようになります。
4. 井の頭公園アートキャスト連絡協議会について
すべての登録者(アートキャスト)は、登録と同時に井の頭公園アートキャスト連絡協議会(以下「キャスト連絡会」という。)の会員となります。キャスト連絡会は、キャスト自らが年ごとに役員を選出し、運営委員会と連携・協働しアートマーケッツ制度の適正かつ円滑な運営を効果的に図るための自主活動を行っています。例えば、開催時に出展者を確認し事務局へ報告をしたり、出展ルールの見直し等の意見をとりまとめ運営委員会へ提案を行ったり、アートキャスト同士の交流や意見交換を促進するなど様々な相互連絡の機能を担っています。
この他、アートマーケッツ普及のための活動や年に一度 秋に開催する「井の頭感謝祭」の運営協力公園内の安全に寄与するなど、運営委員会と協議しながら新たな発展性を模索していきます。